
株式会社HONE / Astlocal株式会社の代表をしています、桜井貴斗と申します。この度、地域に根差した地方マーケター(正社員)を募集したいと考えています!
以下をお読みいただき、ご興味がある方はまずはカジュアル面談しましょう!
弊社(HONE/Astlocal)の紹介
現状、2社の会社の代表をしております。今回の募集は「株式会社HONE」の募集ですが、もう1社のAstlocalの会社紹介もさせていただきたいと思います。
株式会社HONE(https://www.hone.jp/)
“地方に骨のあるマーケティングを実装する”をミッションに、地方を主戦場として「利益を生み出したい企業・人」「自らのブランド価値を高めながら利益を生み出したい企業・人」に対してマーケティング戦略・ブランド構築のお手伝いを行っています。場当たり的な施策ではなく、企業(または人)が持つ資産を活かしながら、Who/What/Howに一貫性を持った本質的な提案を行います。

※有料記事となります。
Astlocal株式会社(https://astlocal.jp/)
Astlocal(アストローカル)は地方生まれ、地方育ち。私たちAstlocalは全員が地方で生まれ、また地方で育ってきました。これから訪れる「地方の時代」。観光から地方を元気にするべく、民泊の運営・ガイドの育成・観光地の編集/PRなど、さまざまな側面からローカルを観光で強くしていきます。第1弾として、まずは静岡市に民泊施設をつくっています(2025年1月末OPEN予定)

代表 /桜井貴斗の自己紹介

1986年札幌生まれ、静岡育ち。大学卒業後、大手求人メディア会社で営業、インハウスマーケター、新規事業開発の立ち上げを経験したのち、2021年独立。
現在は「地方に骨のあるマーケティングを実装する。」をミッションに徹底した現場主義をもとに地方に特化したマーケティング・ブランディングの事業支援を行い、地域の伝統や文化の継承をサポートしている。その他、地方マーケターのためのコミュニティ運営、地域プロデューサースクールの運営、民泊事業の立ち上げなどを手掛けている。
一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会(ブランド・マネージャー)
新R25公式コメンテーター
NewsPicks×刀(森岡毅)マーケティングブートキャンプ1期生
静岡デザイン専門学校 非常勤講師
静岡県商工会連合会 登録専門家
公益財団法人静岡県産業振興財団 登録専門家
より詳しい自己紹介・キャリアについては以下のnoteをご覧ください🙌
地方マーケティングで食っていく。TAKATO SAKURAI - Episode 01 -
募集の背景
今回、なぜ正社員を募集するのか?地方マーケターを採用したいのか?についてお話をさせてください。
弊社第2期(〜2024年8月末)の最終着地は以下の通りとなりました。
売上:59,979千円
外注費:34,227千円
売上総利益(粗利):25,752千円
営業利益:8,126千円
税引前当期純利益:7,919千円
前期よりも売上・粗利・営業利益ともに伸長することができました。
会社として伸びてはいるものの、ところどころで痛みを伴った辛さを感じています。それは人的リソース(数と質ともにもっと求めていきたい)や、向き合う難易度的なところ(地方の課題難易度がバチクソに上がってきている)や、実業との兼業によるところ(当たり前だけど民泊準備・クラファン・ローカルプレイヤーズなどの実業をやると色々と辛い)などなどです。
やるべきことはハッキリとしているし、やりたいことに向き合えているけれど、圧倒的にマンパワーが足りていないため、力を貸してくれる地方マーケターを募集したいというのが本当のところです。
地方マーケティングのいま
いま、私が向き合っている仕事は大手企業とは対極の地方、さらには人口減少や産業衰退に拍車がかかっているエリアです。
場合によってはスーパーやコンビニなどのインフラ設備もなく、観光資源をうまく活用できていないところもあります。公共の交通機関では辿り着けないため、地方マーケター伝家の宝刀である「山道車移動」が大半となっています。


以下にそれぞれの置かれている状況(離島や過疎地域・移住/関係/観光人口創出・アトツギ/第3者承継)をまとめてみました。
離島や過疎地域
HONEと離島はどうやら相性がいいようで、現在はいくつかの離島のお手伝いをさせてもらっています。
長崎県地域おこし協力隊ネットワーク(NCN)が主導し、長崎県の地域おこし協力隊隊員向けに、長崎県五島市にてワークショップ&フィールドワークを担当させていただきました。
地域おこし協力隊として、「地域に根ざすこと」とは。地域おこし協力隊が行う「地域おこし」とは、協力隊の力だけでも、地域の力だけでも実現しないと思っています。協力隊と地域が一緒に課題を洗い出し、解決案を出し合い、ともに行動するからこそ「地域を起こす」のだと考えます(NCNホームページより一部流用)。地域おこし協力隊が今後より地域に貢献していくために必要な「道徳と経済の両立」を加速させていくためのマーケティング思考の理論と実装について講師として登壇いたしました。
また、かれこれ2年近くのお付き合いとなる大分県佐伯市の離島、深島(ふかしま)は、人口11人の離島です。このままいけば無人島になってしまうかもしれない。深島をなくさないために私たちが外からお手伝いできることを行なっています。
人と自然といきものたちが一緒に暮らすこころとからだにやさしい、ちいさな離島、深島人口十一人の小さな島「深島(ふかしま)」は大分県の一番南、佐伯市蒲江から船でおよそ三〇分の場所にあります。コンビニはもちろん、病院や商店、自動販売機はないけれど、とても豊かで充実した暮らしをしています。近年は、約七〇匹の猫が暮らす“猫島”としても知られ、今でこそ、夏の観光シーズンには月に最大三千人の観光客が訪れる島になった。現在も引き続き、マーケティングを軸にした伴走支援中です。
蒲江港からフェリーで30分、島にはできたばかりの一棟貸しの宿もあり、新鮮な魚と深呼吸したくなる景色があります。島暮らしを体験することもできます。1人旅にもおすすめです。
移住/関係/観光人口創出
前期は移住/関係/観光人口創出の文脈からもお仕事をいただくようになりました。
一般財団法人島前ふるさと魅力化財団様とは地域事業部の皆さまと連携しながら関係人口づくりのお手伝いをしています。

私たちは隠岐諸島・島前(どうぜん)地域で、人を育むこと・人の流れをつくることを通し、この地域の「意志ある未来」をつくりたいと考えています。関わる人々が立場を超えて最善を尽くすこと、変化し続ける生態系を肯定し、そのあり方を絶えず問い直し続けること、それが私たちの「意志ある未来」のつくりかたです。
また、もう1つは私のもう1つの会社である、Astlocal株式会社の民泊運営です。
私たちが民泊を行う目的は、静岡市が慢性的な慢性的な課題として抱える「外国人観光客の増加」と「宿泊・延泊の増加」にあります。
静岡市に泊まってもらう、またはもう1泊泊まってもらうためにはどうすればいいか?を考えた際、仮説を立てながらも、まずは自分たちが宿をやった方が仮説が早く証明できるのでは?というところからノリと勢いで始めました。
アトツギ・第三者承継
日本の地方にはアトツギ(先代から事業を受け継ぐ)が数多くいて、私たちもアトツギのお手伝いをさせていただいています。
静岡県牧之原市に拠点を置くヤマウメさんは創業100年のお茶・さつまいも農家さん。先代からの事業はそのままに、新しい商品開発をお手伝いしました。
創業一〇〇年、静岡県の老舗茶農家・五代目が作る静岡産さつまいもを使用した新商品開発株式会社ヤマウメ様のオリジナルさつまいもブランド「紅金波(べにきんぱ)」を使用したほしいも製品のブランド戦略策定〜実行支援を行いました。静岡県沿岸の日照時間は2500時間超え!お日さまパワー詰め込んだ糖度五八度超のさつまいも使用した静岡県産の紅金波(べにきんぱ)を使用。 罪悪感なく食べられる「持ち運べるほしいも」を3000人の声を聞いて商品開発しました。
ご支援させていただいたMakuakeも無事達成し、多くの皆さんに応援購入いただきました。

鋳物屋として創業130年以上の歴史のある栗田産業さんは、BtoCブランド、重太郎(じゅうたろう)を立ちあげられました。
鋳物は壊れにくく、使い込むほどに馴染んでくると、永く人々の生活を支えてきました。この確かな強さと手作りのあたたかさをもつ鋳物をもっと多くの人に届けたいという想いから、ブランドサイトの制作やSNS・PRの面でお手伝いをしています。
6月に発売した「ホビーな鋳物」を体現したミニ四駆香炉も多くの方に注目いただきました。
静岡県島田市金谷町にある「石畳茶屋 縁-en-」も地元である株式会社増商のアトツギ予定の森さんの事業です。
コンセプトは「みんなの居場所」。 地元に住んでいる子ども・ 学生からビジネスマン・主婦・お年寄りにとって 毎日立ち寄りたくなるような場所になるように共に考えていきました。
2つの新規事業(自社事業)

こんなに全国を飛び回って仕事漬けの中、昨年からさらに2つも!?事業を立ち上げました。それが、ローカルプレイヤーズとミクソロジーハウスふじや(民泊)です。
ローカルプレイヤーズは非起業家のための実践スクール。起業する/しないにこだわらず、地域で闘う同志とともに切磋琢磨できるコミュニティです。
一方、民泊は静岡市の港町「用宗(もちむね)」にある築90年以上の古民家を再生し、地域住民の方々と協力しながら運営する民泊&シェアスペースです。
どちらも地域を元気にするために必要なピースとなるため、共に育てていく予定です。
HONEの課題
ここまでお読みいただいた方は「なかなかうまくいっていんじゃないか」なんて思ってくださるかもしれません。いや、一定の人は「いや、仕事やりすぎでは・・・」とも思っているかもしれません。
ここからは上記の取り組みを行ったことで出てきた3つの課題についてまとめてみました。
桜井の過労
はい、当然ながら来ました。桜井の過労・心労です。
契約前から地方に出向いて事業に向き合って進めていく、というスタイルは骨があると我ながら思うのですが、サスティナビリティでは到底なく、さらに再現性もありません。今年38歳。まだまだ無理はできますが、無理のできる年齢はあと10年くらいかな、、なんて思っています。
さらに踊る大捜査線の見過ぎで現場主義を貫き続けた結果、1年間の交通費だけで正社員が1人採用できるレベルとなりました。もはやJRのために働いていると言っても過言ではありません。JRからお金がもらいたいレベルです。
またマーケティング戦略についても部分的に別の人に担ってもらうことはできるものの、フロントは桜井が対応することが多く、メンバーが入ってきたところで私の工数はあまり変わらないというのが本音のところです。
フィーの捻出方法
2つ目はフィーの捻出方法です。地方マーケティングにおいて私が感じる事実は「人5倍やってフィーは都心の1/3か1/4」です。これが3年間地方に向き合って私が知った事実です。
じゃあ東京での仕事を中心にしよう、地方は副業レベルにしよう、という考え方に「ならざる得ない」と思っています。
地方のマーケティング支援会社も、実態は東京や大手からの売上が多く、地方での仕事はキャッシュエンジンではないというのも珍しくありません。地方の支援業でビジネスを行うというのはそれだけ難しいのだと思います。
そもそも地方は事業規模が大きくないため、利益からマーケターやクリエイターに捻出できる額は少なくなります(構造上これはしょうがない)。じゃあ自分たちが利益を稼ぎ出せばいいじゃない!と思ってここまできましたが、そもそも予算がないところを自ら働きかけて予算をつくっていく、というのはとても大変です。
意図的タスク過多
現在、私が課している目標は以下のとおりです。
セミナー登壇50回/年
オウンドメディアブログ15記事/月
メディア取材1回/月
セミナーや登壇機会とメディア取材は息をするようにできるようになり、オウンドメディアの記事作成もほぼノータッチで回るようになってきました(メンバーにビッグ感謝です)。
より詳しい会社の業績や実績は以下の記事をご覧いただけると嬉しいです。
参考記事:HONE 2期終了と今期考えていること。
地方マーケターの仕事内容について
今回、株式会社HONEの正社員・地方マーケターとして地方に根ざして働きたい方を採用したいと考えており、まずはカジュアルにお話したいと思っています。
今回は正社員採用も考えていますが、まずは双方のお見合い期間として副業からのスタートを考えています。今すぐ!でなくとも、ゆくゆくは地域に根ざして働きたいと考えている方も大歓迎です。
主な仕事内容について
マーケティング戦略・ブランド構築を中心とした案件のお手伝いをしていただきます。はじめはフロントに立つことはあまり多くはありませんが、慣れてくればクライアントワークやディレクション・企画の提案などの業務をお任せすることがあります。
具体的な成果・実績は上記「地方マーケティングの今」および実績ページをご覧ください。


想定している業務
市場分析(外部ソースを含む業界分析・競合分析・ユーザー調査など)
データ分析(Googleアナリティクスをはじめとした分析・解析業務など)
顧客分析(顧客データ・リストを用いたデータ分析など)
コンテンツの企画・制作(顧客の課題に基づいたコンテンツの立案〜ライティング・デザインまで)※デザインのアウトプットスキルは必須ではありません。
ライティング記事の執筆・校正
企画書・提案書の作成サポート など
マインド・スキルセット
知的好奇心(様々な業態・業種のお客様がいらっしゃるため、どんなものにも興味を持てる方)
Webリテラシー(Google関連ツールへの基礎理解)
Who/What/Howの理解(それぞれの求められる役割)
テキストライティング(読み書きの一般的素養)
Officeツール(Excel/PowerPoint)の一般理解
Googleアナリティクス・広告管理画面・Google Business profileなど各種ツールへの一般理解 ★Nice to have(あれば嬉しい)
Adobe(Illustrator・Photoshop)の基礎理解 ★Nice to have(あれば嬉しい)
業務形態・条件
契約形態は正社員となります
原則は静岡市への出社を考えています
勤務時間・報酬は経験・スキルに準じて取り決めたいと思います
採用基準(ターゲットコンピテンシー)
【ターゲットコンピテンシー(採用基準)】
地方を諦めていない人・諦めたくない人
答えのない問いに向き合い続けられる人
能動的コミュニケーションによって合意形成できる人
地域の事業者さんから信頼を得るためにコミュニケーションを諦めない人
決めたことを完遂させる意志を持っている人
マーケティング・ブランディングの知識や経験は伝えられますが、最も大切なのは飽くなき自己研鑽と、学んだことを主体的にやり続ける行動力だと思っています。
勤務場所
原則は静岡市の以下のオフィス出社を考えていますが、場合によってリモートワークも相談に応じています。
ジブンオフィス Colony(コワーキングスペース)
静鉄のコワーキングスペース/シェアオフィス「=ODEN」
その他、東京(世田谷区用賀)・福岡(福岡市城南区)にもサテライトオフィスがありますので、そちらに勤務いただくことも可能となります。
給与
月給20〜25万以上(年収350〜500万円)※賞与含む
給与は経験により異なります
賞与年2回(会社業績による)
勤務時間・休暇
9:00〜18:00(標準労働時間:1日あたり8時間)
完全土日祝休み
有給休暇(試用期間後、30日後に付与)
夏季休暇
年末年始休暇
待遇・福利厚生
社会保険各種(雇用保険・労災保険・厚生年金・健康保険)
交通費支給あり(上限1万円/月まで)
資格取得支援・手当あり
時短勤務制度あり
服装自由
その他諸条件
マーケティングの知識経験があることに越したことはありませんが、なくても志があれば大丈夫です。
未経験者OK(マーケティング初学者OK)
既卒・第二新卒歓迎
英語力不問
選考フロー
まずはカジュアル面談
副業にて業務経験(2-3ヶ月を想定)
その後、双方の合意の上で正社員登用
応募フォームはこちら
以上、ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
ご興味が湧いた方はぜひ一度カジュアル面談させていただけたらと思います。以下のボタンをクリックの上、カジュアル面談のお申し込みをお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!みなさまからの応募をお待ちしています。
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