top of page
執筆者の写真桜井 貴斗

ローカルプレイヤーズが、よその地域プロデューサースクールと違うところ。

更新日:11月7日


ローカルプレイヤーズが、よその地域プロデューサースクールと違うところ。

いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

HONEの桜井です。


普段は株式会社HONEという会社で「地方×マーケティング」をテーマに、地域ブランドを強くするお手伝いをしています。


本日は弊社事業である、非起業家のための地域プロデューサー育成スクール「ローカルプレイヤーズ」の特徴と、ローカルプレイヤーズが最近増加してきた地域プロデューサー系・地方創生系のスクールとなにが違うのか?について書いていきたいと思います。



 


株式会社HONEでは過去のセミナー資料、お役立ち資料、会社紹介資料がダウンロードできます。


資料
 




非起業家のための地域プロデューサー 育成スクール


ローカルプレイヤーズとは?


「起業することだけが地域のためになることじゃない。」をテーマにした、非起業家のための地域プロデューサースクールです。


地域に貢献したい、役に立ちたいと思ったことはあるけれど、起業家になってチャレンジするには勇気が一歩足りない…。そんな経験を持つ人たちに向けて6ヶ月間、オンライン・オフラインを織り交ぜながら地域をプロデュースする術をともに学んでいくスタイルです。


私たちは、起業家「だけ」が地域を変えていく、そんな地域社会を変革したいと思っています。そのため、より実践的な地域プロデュースの方法を学び、起業する/しないにこだわらず地域を活性化できる、そんな地域プロデューサーを輩出する養成スクールにしたいとカリキュラムを作成しました。


そして、スクールを卒業した”地域プロデューサーたち”、すなわち”ローカルプレイヤーズ”が、それぞれの地域で活躍して、より地域が盛り上がる社会を実現するつもりです。




ローカルプレイヤーズ設立の経緯


元々の経緯は新潟県湯沢町の綾さんのお声がけから、「地域をよく知り、地域に根ざす私たちの手で地域で活躍する人材を育てる」と言うことを目的にスタートしました。


ローカルプレイヤーズ_WHYME?

地方を真に盛り上げていくためには、必要なのはビジネスアイデアでも起業家でもない。既に、地方起業を支援するツール・スキームは多くあるが、立ち上がった後に1→10、10→100とスケールさせる人材輩出は未だない。地方ベンチャーや地方中小企業では、より、首都圏のベンチャーよりもそういった人材確保の難易度が高い。彼らは単なる、右腕人材というわけではない。 スキルとマインドセットの両面が求められる #地域プロデューサー なのだ。


そもそも地域プロデューサーとはなにか?


地域プロデューサーとはなにか?私たちは以下の通り定義しています。


地域プロデューサーの定義

地域プロデューサーとは、「地域のアセットをつなぎ、プレイヤーをアサインし、事業として動かす力のある人」のことを指します。 地域のアセットとは、空き家、土地、食材などの"事業のタネ"。プレイヤーとは、住民、事業者、企業、自治体などの"地域を担うキーパーソン"。 これらをつないで、事前交渉や地域とのリレーション構築といった"地ならし"を行い、共に事業を推進するプロデューサーが、地域では求められています。

「アセットをつなぎ、プレイヤーをアサインし、事業を動かす力のある人」。つまり、自分1人のビジネススキルだけではなく、仲間集めや実行管理、リーダーシップまで備わっている人を指すのだと解釈しています。


また、地方はヒトモノカネなどの経営資源が枯渇している状態なので、「使うものは使う」「やれることは兼務してでもやり切る」「お金は稼ぐ・借りる・もらうなど様々なレパートリーを持っておく」など幅広いビジネススキルと、地域の人たちを巻き込んでいくヒューマンスキル(人間性)も必要となります。


その結果、私たちが考える地域プロデューサーのスキルセットを9つに言語化しました。


地域プロデューサーのスキルセット

<地域プロデューサーに必要なスキルセット>


【ビジネススキル】

  1. 予実管理

  2. マーケティング

  3. ロジカルシンキング

  4. 業務設計(ビジネスモデル/フロー)


【ヒューマンスキル】

  1. 人事・チームマネジメント

  2. 傾聴力・ファシリテーション

  3. プレゼンテーション

  4. 交渉力・巻き込み力


スクールのゴール・ターゲット・ベネフィット


続いて、私たちのスクールのゴール・ターゲット・ベネフィット(便益)はなにか?について。ここから「よそのスクールと何が違うのか?」について言及していきたいと思っています(もったいぶらせてしまいすいません)。


ローカルプレイヤーズのクリエイティブブリーフ(ゴール・ターゲット・ベネフィット)

<ゴール>

(主)本スクールを卒業した「地域プロデューサー」が、地域の企業に転職〜活躍して、より地域が盛り上がること

(副)公務員・職員が現在いる組織でさらに活躍できること


<ターゲット>

①大企業/事業会社にいる人

≠地域おこし協力隊になりたいわけではない・・・給与や待遇面が課題だったり、ミッションを自分でつくるところにハードルがある。自分の志を実現できそうな場所を探している


②公務員/NPO/商工会職員

地域に貢献したいけど、儲けちゃいけないと思っている、稼ぐことへの罪悪感がある人→まちや地域を良くしたいという意志は強く持っている


<ベネフィット>

  • 起業家でなくても地域を変えられる、貢献できる術を知ることができる(スキル・マインドを体系的に学べる)

  • ①講義(オンライン)+②ワークサンプル(オフライン)の2段階でより実践的に学べる

  • すでに実践している先駆者の話が聞ける

  • 学んだ先の転職先まで紹介できる


<インサイト>

  • 「地域をよくしたい」と考えているが、社会起業家になるつもりはない(起業家には向いていない)

  • 起業家を支え地域発展を加速化するポジションに就きたいがそんなポジションがあるか?求められているのか?が不明瞭で動き出せていない



私たちのスクール受講をいただいた結果、「起業家にならなければ地域を変えられない(起業家になる以外で地域のことを学べる場所がない/限られている)」という従来の認識から、「起業家にならなくても地域をプロデュースできる(全国で地域課題を解決する「行動する」プレイヤー兼プロデューサーになれる)」という認識に変わってほしい、という想いがあります。


特に地方においては、「起業家にならなければ地域を変えられない(という風潮)」を感じていました。裏を返すと「No.2が評価されづらい(目立ちにくい)」ということでもあります。地方はただでさえ起業家が少ないため、起業すると目立ちます。


一方で、起業家だけで事業は大きくなるか?というと、当然ながらそんなわけがなく、サポートが必要となる。しかし、地方においてはCOO的なポジションが不在のまま社長が突っ走り、社員の壁・溝を感じ、社長が孤独感に苛まれる、ということも珍しくありません。


だからこそ、「起業家にならなくても地域をプロデュースできる(全国で地域課題を解決する「行動する」プレイヤー兼プロデューサーになれる)」と感じてもらえる人材を育成したい!と考えました。



コンセプトの原型


ということで上記の、「起業家にならなくても地域をプロデュースできる(全国で地域課題を解決する「行動する」プレイヤー兼プロデューサーになれる)」を具体的なコンセプトハウスに落とし込んだワーディングが以下の通りとなりました。


ローカルプレイヤーズのコンセプトハウス(原型)

<CORE IDEA(サービスを一言で言うと?)>

非起業家のための地域プロデューサー育成スクール


<Top Benefit(サービスの1番の価値は?)>

起業家にならなくても地域を変えられる力を身につけ、地域で活躍できる(座学は実践の裏付け)


<RTB(Reason to Believe=価値を裏付ける根拠は?)>

  1. 地域を変えてきた現役の先駆者(起業家&非起業家)が講師&オリジナルカリキュラム ※情報の鮮度がある・精度が高い

  2. 実際に地域に携わり、実践できるワークサンプルがある ※実践・実戦的な機会がある

  3. 学びの後、転職・採用支援まで一気通貫した体制 ※活躍機会の提供ができる



正直、RTBの3の「転職・採用支援」はまだ実装ができていないため、今後力を入れていきたいところです。というのも、第1期のみなさんがすでに地方に移住してチャレンジして居る人たちが多かったため、転職・移住が必要なかった、ということでもありました。これからチャレンジしていきます。



第2期に向けて準備していること


と言うことで、第1期の経験を活かし、第2期では以下の2つのパターンを用意しています。大きく分けると「(まだ大都市圏に居るけれど)ゆくゆくは地域に根ざして働いていきたい人」と「すでに地域に移住して地域課題に向き合っている1〜3年生」の2パターンに分けたカリキュラムを検討中です。


ローカルプレイヤーズのこれから

①Entry by ローカルプレイヤーズ


<ターゲット(Who)>

地方出身、首都圏住み、26〜34歳くらい、会社員、x年後には地域で活躍したい、地方の解像度を上げたい、現状地方に繋がりがない、本や動画やセミナーでは目にするが実態はわからない、何から始めていいかわからない、とっかかりがほしい、地域とのとっかかりができる


<提供価値(What)>

  1. 「地域の実態」がわかる

  2. 「地域とのつながり」ができる

  3. 「なりたい自分」がわかる

<具体的なコンテンツ>

  • 地域の魅力と抱えている問題・課題を両方語れるロールモデルからの講義

  • 自分の地元or第2の故郷(に近い)地域とのつながりが持てる現場見学

  • キャリアデザイン



②実践講座ローカルプレイヤーズ本講座


<ターゲット(Who)>

地方移住1年生(〜最大3年生くらい)、地域企業で働いている、20代半ば〜30代半ば、行政・民間との関係構築やスケーラビリティに課題を持っている(社会性・経済性の両立のジレンマ)、起業家になるつもりはないが地域で生きていくスキルが欲しい、視座と行動量を加速させたい、仲間が欲しい


<提供価値(What)>

  1. 「地域課題が整理」される

  2. 「必要なスキル」が学べる

  3. 「スキルを実践する場」がある

<具体的なコンテンツ>

  • 地域課題に直面し、かつ乗り越えてきた(乗り越え中)の実践者からの体験談(成功・失敗含めて)

  • 経験者の声から作り上げたスキルマップ(ビジネス・ヒューマン)

  • チームビルディング実践の場



第1期修了生の金髪爆上げ兄さんこと、りっきーさんが感想を書いてくれましたので、こちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです!


▼(ご報告)#ローカルプレイヤーズ 第1期修了!


第1期受講生みなさんの感想もこちらからシェアしておきます!








第2期の情報は公式LINEから随時配信予定なので、少しでも気になる方はぜひ登録してみてくださいっ!ご質問などもこちらのLINEから受け付けています!




ローカルプレイヤーズLINE登録はこちらから

以上がローカルプレイヤーズが、よその地域プロデューサースクールと違うところ、でした。


その他、HONEへのマーケティング・ブランディングに関するお問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ!最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 

【記事を書いた人】


株式会社HONE  代表取締役 桜井貴斗

株式会社HONE

代表取締役 桜井貴斗


札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page