市場の「勝機」を見出すリサーチ実践論
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概要
いろんな場所でマーケティング支援を行ってきましたが、地方の事業者に圧倒的に足りていない知見は「リサーチ」と「コンセプト策定」だと思っています。
大まかな流れ
1:定量調査
2:外部環境分析
3:コンセプト策定
4:商品開発、事業開発
5:テストマーケ
6:実売
上記の流れの頭にある1・2ができる人が地方にはほぼいないように思います。その結果、3や4から入ってしまう。マーケティングは確率思考とも言えます。失敗確率をできるだけ下げてから進めないといけません。
実売後の運用支援、運用改善ももちろん大切ですが、そもそも戦略の筋が悪ければ運用改善したところで効率は悪く、焼け石に水となります。
地方の事業者が勝ち抜くために不可欠なのは、「自分たちの独自性を決め、高めるための行動指針を決める」ことです。本資料では、HONEが地方企業と共に実践している、独自の価値を見つけるためのリサーチと分析のプロセスを【130ページ】の大ボリュームで解説していきたいと思います。
なぜ調査設計が必要なのか
そもそもなぜ調査にフォーカスするのか?というと、まず、多くの地方企業(中小企業)には、「マーケター」という職種の社員は存在しません。
そういった企業から受ける相談の多くは、「この商品を売るにはどうすべきか(どう売ればいいのか)」「すぐにキャッシュインしたいだがどうすればいいのか」といった短期的な売り上げアップを求める声です。
しかし、よくよく話を聞いてみると、企業が抱える課題は「商品(Product)」にあるのか「販売方法(How )」なのか、「組織自体」それとも「自治体」にあるのかなど、現在の状況を整理しきれていない場合があります(また課題は1つだけではなく、複数にまたがっている、ということもある)。
つまり、仮に「売り方(How)」を変えたところでどうすることもできない、ということがあり、それゆえ、相手によって戦い方を変える必要があるため、地方マーケは“総合格闘技”と称されることもあります。
だからこそ、事前にユーザーが何を求めているのか?(Where to win)を調査し、アタリをつけた上で商品開発をし、できた商品をどう売るか(How to win)を議論する、という正しいサイクルを回していかなければなりません。その頭として「調査」が必要になるわけです。







