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『戦略ごっこ』『確率思考の戦略論』を 地方ビジネスに実装した事例を知る。【アーカイブ動画DL付】

  • 執筆者の写真: 桜井 貴斗
    桜井 貴斗
  • 6月13日
  • 読了時間: 5分
『戦略ごっこ』『確率思考の戦略論』を 地方ビジネスに実装した事例を知る。【アーカイブ動画DL付】

「人口が減り、市場も縮小。広告費をかけても成果が続かない」――地方で事業を営むメーカー・自治体・地域プレイヤーから、HONE には毎日のようにこんな声が届きます。


そもそもマーケターの仕事は 「消費者の認識世界を取り込み、行動確率を高める企画を統合的に設計すること」。その第一歩として求められるのが、“人間理解” に対する強い好奇心です。商品の機能説明や KPI の数字だけでは、消費者は動きません。


そこで本ウェビナーでは、ベストセラー『戦略ごっこ』『確率思考の戦略論』を 地方ビジネスに実践しているゲスト:うきはの宝株式会社 代表取締役 大熊 充 (おおくまみつる)氏の取り組みを公開壁打ち・インタビューいたしました。本記事は、そのエッセンスを 約5分で把握できるダイジェストです。



【6/13 オンライン開催】『戦略ごっこ』と『確率思考の戦略論』を地方ビジネスに実装するには?〜公開壁打ち編〜(第3回目/全3回)ゲスト:うきはの宝株式会社 代表取締役 大熊 充 (おおくまみつる)氏のアーカイブ動画ダウンロードはこちらからできます。



【4/11 オンライン開催】『戦略ごっこ』と『確率思考の戦略論』を地方ビジネスに実装するには?〜地方事例を学ぼう編〜(第1回目/全3回)

【ウェビナーのポイント】

  • 地方で“新しい需要”を掘り起こしたい メーカー・自治体・事業者向け

  • 戦略ごっこ/確率思考の戦略論を 「実装」まで落とし込むプロセス を紹介

  • アーカイブ動画(60 分)で 公開壁打ち の全工程を確認し、即自社に転用できるように



<再掲>「新規」を増やすべき3つの理由(ダブルジョパディ法則)※戦略ごっこより


改めて、今回のウェビナーの大原則についてお伝えしていきます。お伝えしたいのがダブルジョパディ法則。


「ロイヤルティを高めればブランドが成長する」と思われているが、向きが逆。浸透率を増やさずにロイヤルティだけを高めたりはできない。(日経クロストレンドより流用)

ダブルジョパディ法則

1. ロイヤルティ施策だけでは売上が伸びない


ダブルジョパディ法則は、浸透率(新規利用率)を伸ばさない限り、ロイヤル層は自然に増えないと述べています。またシェア5%未満の地方ブランドが「ファンイベント」や「ポイント施策」に投資しても、構造的に寄与度は限定的です。



2. ヘビーユーザーは1年で入れ替わる


平均への回帰により、昨年のヘビーユーザーが今年も同じ行動をとるとは限りません。“固定客” でい続けてくれるは幻想。だからこそ新規流入を絶えず確保し、母集団を拡大する必要があります。


2. ヘビーユーザーは1年で入れ替わる

多くの場合、ブランドのヘビーユーザーというのは個人の“普遍的な特徴”を表しているわけではなく、個人の“状態”を表している。 同じ人でも、時期によってヘビーユーザーになったりライトユーザー(あるいはノンユーザー)に戻ったりという“波のようなもの”がある。 期間を区切って集計すれば、購買頻度や利用額が上振れする人が一定数出てくる。しかし、それは確率的に起こる現象であり、熱狂やロイヤルティと言った心理的な変化によるものとは限らない。


3. 顧客数 × 購入頻度 × 単価――最も動かしやすいのは顧客数


価格や頻度を劇的に上げられない地方企業にとって、“顧客数” こそが最大のレバー。新規開拓こそ売上成長の本流です。


. 顧客数 × 購入頻度 × 単価――最も動かしやすいのは顧客数


「ばあちゃんビジネス」とは?(うきはの宝株式会社 代表取締役 大熊 充氏)


【サマリー】

  • 75歳以上の女性が主役の食品・メディア・店舗事業

  • 7期目で大手ブランドと連携多数(明治ブルガリアヨーグルト、ハウス食品「うまかっちゃん」ほか)

  • キーワードは「シニア×◯◯で、誰もやらない隙間を埋める」


たくさんの企業コラボを実施中

学び①:シニアは“行動ロイヤリティ”の宝庫


  • 80代でも 「必要だから繰り返し買う/働く」行動ロイヤル層 が厚い

  • ファン化(態度ロイヤル)は後追いで十分。まずは 習慣に入り込む導線を設計する

    • 例)ばあちゃん新聞(紙+Web)→ 店舗「ばあちゃん喫茶」→ 企業コラボ商品の順に接点を拡張



学び②:メディア保有が“新規”を連れてくる


  • 地方発ブランド×自社メディア は信頼形成を一気にショートカット

  • 5000部でも 道の駅・図書館に置けば月間リーチ20万人近くなる

  • メディア露出 → 企業タイアップ → 商品開発 → さらに露出… 好循環の起点 になる



学び③:フォーム営業で CVR1.5%超


  • 「ホーム営業=迷惑」は逆手に取れる

  • レスポンスは即日オンライン面談へ

  • 大熊氏の実績:送信400件→商談60件超—数字で語れる差別化戦略



HONEの“実装型”伴走支援


以上がウェビナーのまとめでした。


HONEは日本で最も“地方マーケティング”に強い会社を自負しています。弊社に相談したいという方はお問い合わせフォームよりお気軽にお声がけください。


HONEが選ばれる理由

HONEの強み


  • 現場主義:一次情報を取り切る

    • ウェビナーでも強調した通り、HONEは必ず現場に足を運び、生活者の一次情報を収集します


  • データ×仮説ドリブン:調査設計から検証まで一気通貫

    • 定量・定性・フィジカル接点分析を組み合わせ、独自CEPとバリア突破施策を設計。生成AIを活用してアウトプット速度も最大化します。


  • 伴走実行:施策実装・改善までコミット

    • 戦略立案にとどまらず、販路開拓・クリエイティブ制作・運用改善まで“一緒に走る”のがHONEの強みです。



アーカイブ動画&資料を無料公開中


【6/13 オンライン開催】『戦略ごっこ』と『確率思考の戦略論』を地方ビジネスに実装するには?〜公開壁打ち編〜(第3回目/全3回)ゲスト:うきはの宝株式会社 代表取締役 大熊 充 (おおくまみつる)氏のアーカイブ動画ダウンロードはこちらからできます。



【4/11 オンライン開催】『戦略ごっこ』と『確率思考の戦略論』を地方ビジネスに実装するには?〜地方事例を学ぼう編〜(第1回目/全3回)

※フォーム(氏名・メールアドレス・社名・電話番号)のご入力後、DLリンクを自動送信いたします。



【記事を書いた人】


株式会社HONE  代表取締役 桜井貴斗

株式会社HONE

代表取締役 桜井貴斗


札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。

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