地域に関わりたい人へ|まちづくり団体の探し方・選び方
- 桜井 貴斗
- 5月1日
- 読了時間: 6分

地域に関わってみたいけど、どう始めればいいのか分からない。そんなふうに、ちょっと気になっている人もいるかもしれません。
まちづくりと聞くと、どこか堅くて、自分には関係のない世界に感じるかもしれませんが、実はその入口はもっと日常に近く、シンプルなものです。
本記事では、「まちづくり団体」という身近な接点を通じて、地域との関わりを、自分らしくはじめるヒントをお届けします。
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目次
空き家活用
子育て支援
環境保全
市民活動センターを活用
インターネット検索を活用
地域イベントに参加してみる
無理なく、まずは参加から
得意を活かして関わる
創業もまちづくりの一つ
まちづくり団体とは?

まちづくり団体とは、地域の課題を自分たちの手で解決し、未来に向けて地域をより良くしていこうとする人々の集まりです。住民・企業・NPOなど、多様な立場が協働しながら活動しています。
空き家の再活用、子育て支援、環境保全など、地域の実情に応じたさまざまな取り組みを行っています。共通しているのは、「地域をより良くしたい」という想い。その想いが、まちづくりの原動力となっています。
活動ジャンルを知ろう

まちづくり団体の活動内容は幅広く、自分に合った関わり方を見つけるヒントになります。ここでは、一例をご紹介します。
空き家活用
全国で増え続ける空き家を、リノベーションしてカフェや宿泊施設、地域の交流スペースとして再生するプロジェクトが注目されています。建物の再活用は、地域の景観や治安の改善だけでなく、新しいコミュニティの拠点づくりにもつながります。
子育て支援
育児相談や親子交流イベントの開催、保育施設との連携を通じて、子育て家庭を地域全体で支える仕組みをつくる活動です。孤立しがちな子育て中の親たちにとって、心強い味方になります。
環境保全
清掃活動や植樹、エコイベントなどを通じて、自然環境を守る取り組みも盛んです。地元の学校と連携して環境教育を行う団体もあり、子どもたちへの啓発活動にも力を入れています。
まちづくり団体のタイプと活動スタイルを整理する

まちづくりに取り組む団体は、タイプや活動スタイル、規模もさまざまです。
NPO(特定非営利活動法人)
・法律に基づいて設立され、社会課題に取り組む非営利団体
・運営の透明性が高く、自治体や企業との連携も多いのが特徴
一般社団法人・財団法人
・営利を目的としない法人で、比較的規模の大きな事業を展開可能
・地域振興、観光開発、企業との連携など、経済性を意識した活動を行う傾向がある
任意団体(市民団体・ボランティア団体など)
・有志のメンバーで構成され、柔軟な運営が可能
・地域イベントの企画・運営、特定テーマに絞った活動など、アイデアを活かしやすい
地域づくり協議会・まちづくり協議会
・行政と住民、NPOなど多様な主体が連携して設立する協議体
・地域の総合的な課題解決に向けた中長期的なビジョンづくりを担う
企業
・企業のCSR活動として地域の清掃や子育て支援に参加、イベントの協賛を通じて地域活性化に貢献
・ビジネスの視点を取り入れたまちづくりは、持続可能な社会づくりに直結します。
自分に合った団体の探し方

地域活動を始めたいと思ったら、まずは情報収集から始めましょう。
市民活動センターを活用
地域の市民活動センターは、「まちづくりに関わってみたい」と思ったときに頼れる場所です。地域で活動するNPOや任意団体の情報が一覧で見られるほか、「どんな団体があるのか」「自分にもできることはあるか」など、スタッフに相談することもできます。
パンフレットやイベントの案内も豊富で、地域のリアルな動きを知るきっかけになります。初めての方こそ、まずは足を運んでみるのがおすすめです。
参考例:清水市民活動センターhttp://shimizu-s-center.org/
インターネット検索を活用
「〇〇市 まちづくり団体」などで検索すると、団体の公式サイトやSNSが見つかります。「〇〇市 まちづくり」「〇〇町 子育て支援」「〇〇市 NPO」など、地域名と関心のある分野を組み合わせて検索するのが基本です。活動内容が明確であれば、「環境」「防災」「商店街活性化」などのキーワードも効果的でしょう。
FacebookやInstagramなどのSNSであれば、「#○○市」「#まちづくり」などのハッシュタグ検索を使えば、リアルな情報にアクセスできます。
地域イベントに参加してみる
地域フェスティバルやワークショップ、清掃ボランティアなどに参加することで、団体の活動を体感できます。直接メンバーと話せる貴重な機会にもなります。
どう関わる?まちづくりの始め方

無理なく、まずは参加から
いきなり団体に加入するのはハードルが高いと感じるのなら、まずは、イベントの手伝いや1日ボランティアから始めてみましょう。小さな一歩が、大きな関わりにつながります。
得意を活かして関わる
文章、デザイン、調理、プログラミングなど、自分の得意分野が地域で活かせる場面は意外と多いもの。自分の強みを活かせば、地域とのつながりがぐっと身近なものになります。
創業もまちづくりの一つ
地域の特産品や文化を活かしたビジネスを立ち上げることも、立派なまちづくり。「何かを始めたい」という思いがあれば、創業という選択肢も視野に入れてみましょう。
静岡コ・クリエーションスペースは、地域・企業・市民が垣根を越えてつながり、新たな価値を共につくる拠点です。その運営には、弊社代表・桜井が所属する一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会も参画しています。
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まとめ
まちづくり団体支援、環境保全といった分野をはじめ、自分の関心やスキルに応じて様々な方法で関わることができます。
まずは情報を集めて、気軽にイベントやボランティアに参加してみる。そこから少しずつ地域とのつながりが広がっていきます。あなたの得意なこと、やってみたいことが、地域の力になる。そんなまちづくりの第一歩を踏み出してみませんか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【記事を書いた人】

株式会社HONE
代表取締役 桜井貴斗
札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。
※本記事は一部AIを活用して執筆しています。
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