
HONEインターンの遠藤です。
2024年10月5日に藤枝で開催された「TOKAI KIBOW SUMMIT 2024」に同行しました。東海地方で活躍されているプレイヤーの皆さんが集結し、これからの地域の希望を語りあう熱気あふれる場でした。
公民連携で未来に向かって語りあう「希望にあふれる場」

東海希望サミット2024とは、「東海中の地域プレイヤーが公民連携で未来に向かって語りあう”希望にあふれる場”」をテーマに藤枝市の後援、豊橋市の協賛の元、株式会社LIFE BASEの白木智洋さん、佐藤有希さんが開催したイベントです。弊社代表の桜井をはじめ、東海地域で活躍する事業家たちが集結し、地方に希望を与えるため議論しました。
『熱海の奇跡』と呼ばれる市来さんをはじめとする、総勢11名のプレイヤーが登壇し、行われたトークセッション、そして「希望」について語りあうディスカッションが行われました。
先駆者たちの「絶望」と、「希望」
トークセッションは2回に分けて行われました。テーマは、「東海を世界のTOKAIにPRマーケティングする方法」と「東海で生きる働く暮らす〜人生をデザインする方法」です。どちらも、実際に地方のために事業を立ち上げている登壇者が積極的に意見を交わし、それぞれの熱い思いを聞くことができました。
トークセッションで私の印象に残ったのは、「絶望」という言葉が多く登場していたことです。私個人としては、「絶望」という言葉にマイナスなイメージを持っていました。ですが、トークセッションを通じて、絶望があるからこそ希望があると気づき、「絶望」に対して抱いていた印象が一新しました。
また、「希望は一人一人が抱いている」という言葉も印象的でした。一人一人が希望を抱くことで、希望に向かって歩み出す、同じ考え方を持つ人が集まる、同じ方向に向かっていく仲間が増える、新しい希望が見つかる。そんな前向きな循環であふれる社会に変わっていく希望が見えた瞬間でした。
「絶望」の中で「希望」を見出す、そして「希望」に向かって駆け出していく力を忘れず、行動に繋げていきたいと感じました。
弊社代表の桜井の登壇では、マーケターの視点から、用宗の民泊事業で得た経験をもとに、PRとマーケティングについて語りました。
マーケティングとは、「価値創造」であり、PRとは、「メディア視点で考えること」です。その前提のもと、メディアを通じて価値をどのように人々へ届けやすくするのかが大切であると語りました。
用宗の民泊事業で経験したPRの難しさについても語りました。「古民家」をキーワードにメディアへアピールしたところ、「古民家の空き家問題」にメディアの注目が集まったことから「空き家問題」にPRの焦点を切り変えた経験を話していました。
最後には、小さいことを繰り返すことで成功に繋がるということも話していました。
自分の “希望”をアップデートするとしたら、あなたは何をする?
交流ディスカッションセッションでは、参加者全員が少人数のグループになり、自己紹介も踏まえながらテーマに沿ってディスカッションを行いました。
テーマは「これまでのセッションを踏まえ、自分の”希望”をアップデートするとしたら、あなたは何をする?」でした。私のグループでは、登壇者の粟生さんがファシリテーターとなり、6人でディスカッションを行いました。
まず、「希望」とは何か。希望の定義について話し合うところから始めました。
希望の解釈の仕方は人それぞれでしたが、希望に込められた熱い思いと共に、これから目指す未来のビジョンも共有することができました。粟生さんは現在務めている、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の教授の経験をもとに「希望とは未来につながること」だと話し、引き続き未来に向けての人材育成に力を注いでいくと話していました。
TOKAI KIBOW SUMMIT 2024まとめ
人口が減少している今、地方から都市部へ人が流出し、過疎地域や限界集落が増加すると予測されています。そんな中、地元や地方を再び盛り上げたいという熱い思いを持った東海地方のプレイヤーが多く存在していると改めて実感し、胸が熱くなりました。
絶望の中から希望を見つけ、突き進んでいる人。希望が込められた未来のプレイヤーのために、育成を行っている人。それぞれの希望を胸に未来に向かって歩んでいく、そんな明るい熱い未来を感じさせるサミットでした。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【記事を書いた人】
HONEインターン生 遠藤環
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