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2025年10月5日、岡山市市街地にて開催された「備前岡山京橋朝市」に参加してきました。
備前岡山京橋朝市は、岡山市中心部・旭川に架かる「京橋」西詰の河川敷広場〜堤防緑地で開かれる定例朝市のこと。毎月第1日曜(1月は第2日曜)の早朝5:00頃〜10:00頃の間に、100以上のテントが並び、農水産物・加工品・出店など、多彩なグルメが集まります。地元の人気行事として定着し、冬は温かな屋台、季節ごとの顔ぶれもとても魅力的です。
私が訪れた朝市ではまだ暖かかった(むしろ暑かった!)こともあり、旭川でのカヌー教室も行われていました。


備前岡山京橋朝市のルーツ
はじまったのは1989年(平成元年)、岡山市の市政施行100周年を記念してスタートしたそうです。運営は地元中心のボランティア組織が担っています。
朝市が立つ京橋のたもとは、かつて京・大坂の品を扱う商いの中心「京町」と呼ばれたエリアだそうで、朝市は歴史的な商い文化の現代的継承でもあると聞きました。
朝市開催は基本は第1日曜。夜営業の皆さんが営業終わりにそのまま朝市の準備をはじめ、朝5時頃からは朝市が始まっていると聞きました。すごい熱量・熱気です。
朝市に合わせて路面電車の臨時停留所を設置するらしく、朝早くから電車がたくさん動いていました。行政も約40年続く朝市に協力的らしく、行政と民間が共同で同じ目的を持ち、取り組んでいる様子でした。

地域の「朝」、という隠れた市場
よくよく考えると、地域で朝市が行われているケースってあまり聞かないなと思いました。静岡市でもJAや漁協が地域ごとに開催しているケースはありますが、そこまで大規模ではありません。

