
こんにちは。静岡市清水区出身のインターン石井です。
今回ご紹介するのは、清水区にある美濃輪稲荷神社です。

清水の侠客として知られる清水次郎長。 幕末から明治にかけての時代を生き、港の整備や人の往来が増えていく中で、まちの秩序や発展にも関わりながら、人々に慕われてきた人物です。
参考情報:
この神社は、清水次郎長ゆかりの場所としても知られています。 境内を囲う玉垣には、今もその名が刻まれています。

赤鳥居が連なる、清水の隠れた名所「美濃輪稲荷神社」
美濃輪稲荷神社は、宇迦之御魂大神、猿田彦大神、大宮姫大神を祭っています。(案内看板より)

中に入ると企業や個人の皆さんが奉納した赤鳥居がずらりと並んでいます。京都の伏見稲荷大社を想起させる光景です。

県内最高位の稲荷神社とユニークな奉納文化
私が美濃輪稲荷神社を知ったのは、地元の大先輩の方々と一緒にまち歩きをした時です。清水のまちづくりをしている団体で地域のマップ作りをしようと、地域のおもしろポイントを見つけて周りました。
私のイチオシは美濃輪稲荷神社内に置かれている、油揚げ奉納所です。
調べてみると、稲荷神社で油揚げをお供えするのは、神の使いである「狐」の好物が油揚げだと伝えられているためだそうです。
五穀豊穣や商売繁盛を願い、お米を詰めた「いなり寿司」や油揚げそのものを奉納する習慣がある神社もあり、江戸時代から続く文化とされています。

美濃輪稲荷神社は、江戸時代初期約四百年前京都伏見稲荷大社の御分社として鎮座されました。以来、御神徳高く現在、静岡県神社庁より三等級の御神階を授かり県下で最高位の稲荷神社として県内外に信仰を広め、篤く崇敬をされています。
(案内看板より)
県下一のお稲荷さんとして、本殿の両側では狐が守っています。

神社で出会うトトロの世界
そして驚いたのは、神社の中にトトロの姿があること。
「七国山行 稲荷前 東電鉄バス」のバス停と並べば、まるで「となりのトトロ」のワンシーン。サツキとメイがお父さんを迎えに行く、あの場面を思い出させます。

「トイレ」の文字も丸くてかわいいです。

足元の魅力を知れば、まちがもっと面白くなる
地元の先輩に連れられて訪れたのは、これまで知らなかった神社でした。中に入ると油揚げを奉納するという珍しい文化があり、さらに神社にはトトロの姿も。美濃輪稲荷神社は、地元にこそまだ知らない魅力があると気づかせてくれる場所でした。地域の人に話を聞き、その土地に根付く文化を知る面白さをぜひ体感してみて欲しいと思います。
また、清水に新たな滞在拠点が生まれようとしているのをご存じでしょうか?それが、2026年6月オープン予定の「ミクソロジーハウスしみず」です。本記事は、株式会社HONE が地方で出会った発見や挑戦を記した「ほねろぐ」の一つです。HONE代表の桜井さんは、「ローカルで観光を強くする。」をビジョンに掲げるAstlocal株式会社の代 表も務めています。ミクソロジーハウスしみずは、そのAstlocalが運営する民泊で、静岡県内では用宗や天王町に続く3棟目となります。
ミクソロジーハウスしみずを拠点に、清水のまちをより深く堪能してみてはいかがでしょうか。
HONEインターン/石井
ほねろぐとは
株式会社HONEは地方に足を運び、先人たちが紡いできた伝統や、未来に残したい景色を記録します。
いつのまにか、地方の「ほんと」の姿が見えてくる。
町の暮らし。人々の想い。仕事の姿勢。
忙しない日常で忘れ去られた豊かさが、そこには息づいています。
気づけば、地方が近くなる。
現場でしか得られない骨太な体験を、お届けしていきます。
株式会社HONEについて

HONEでは、地方企業さまを中心に、マーケティング・ブランド戦略の伴走支援を行なっています。事業成長(ブランドづくり)と組織課題(ブランド成長をドライブするための土台づくり)の双方からお手伝いをしています。
大切にしている価値観は「現場に足を運ぶこと」です。土地の空気にふれ、人の声に耳を傾けることから始めるのが、私たちのやり方です。
学びや知恵は、ためらわずに分かち合います。
自分の中だけで完結 させず、誰かの力になるなら、惜しまず届けたいと思っています。
誰か一人の勝ちではなく、関わるすべての人にとって少しでも良い方向に向くべく、尽力します。地域の未来にとって、本当に意味のある選択をともに考え、かたちにしていきます。


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