
2025年11月29日-30日、青葉シンボルロードにて第一テレビさん主催の青春SPARK祭が開催され、本祭1発目のコンテンツ「サミット」に登壇させていただきました。
青春SPARK祭とは、勉強も、部活も、仲間との時間も今、この瞬間を全力で駆け抜ける高校生たちの“輝く瞬間=SPARKする瞬間”をテーマにしたイベントです。その一瞬一瞬を見逃さずにDaiichi-TVさんが高校生と一緒にお届けしています。
サミットでは日大三島・浜松学芸高校の皆さん、青春SPARK WEEK アンバサダーの「僕が見たかった青空」さんと静岡の未来についてディスカッションをしました。

県外へ進学・就職を希望する若者たち
サミットでは様々なテーマで高校生と議論をしたのですが、中でも印象的だったのが、「進学は県外・県内?」「就職は県外・県内?」の2つの質問について、高校生4名すべてが「県外」と回答したことでした。
私自身も県外に進学したため、一度静岡を離れているのですが若年層の転出は静岡の大きな問題になっています。
上記の朝日新聞の記事によると、昨年1年間の静岡県内への日本人の転入・転出数は、転出が転入よりも7695人多くなり、全国で最多となったとのこと。県外へ出ていく人の方が多い転出超過は1995年から続いているものの、全国最多は統計を始めた54(昭和29)年以降、初めて。
2023年は6760人の転出超過となっていて、広島、兵庫、福島の各県に次いで全国で4番目に多かったが、24年はさらに転出超過が935人増え、2025年には不名誉のトップとなってしまいました。
年代では、20~24歳の転出超過が最も多く3738人。次いで15~19歳で2392人。進学や就職で県内を離れる若者が多いことを反映した結果になっているため、今回の高校生の回答は統計通りと言えばその通りともいえます。
転出先は東京都が最も多く、次いで神奈川、愛知と、東へも西へもアクセスしやすい立地がアダとなっているように思います。
街のランドマークも消滅し始めている
問題は若者の県外流出だけではありません。
全国で商業施設を運営するパルコ(東京)は11月28日、JR静岡駅前の「静岡パルコ」の営業を2027年1月末で終了すると発表しました。2010年度が業績のピークで、コロナ禍が収束しても回復できず、20年の歴史に幕を下ろすことになりました。
記事によるともともとは西武百貨店の跡地に開業し、2010年度には約109億9300万円の売上が ありましたが、その後はインターネット通販などに客を奪われてしまい売上高は2019年度に98億1800万円、2024年度に81億9300万円と下落。コロナ禍が収束しても客足は回復せず、来店客数はピーク時の約7割にまで減少していたとのことでした。
静岡パルコがなくなる、というニュースは静岡市民にとってなかなかショッキングなニュースでした。2021年に静岡マルイが51年の歴史に幕を下ろしたのも記憶に新しいのですが、その4年後、パルコも姿を消すことになりました。
全国に足を運んでいる私の所感では、百貨店の維持が難しくなるのが人口30万人前後なんじゃないかと踏んでいましたが、人口70万人弱もいる静岡市で立ち行かないとなると、人口の問題ではなく、静岡の街中に人がいないor購買力が落ちているという方が適切なんじゃないかと思っています。
若者の転出だけでなく(もしくは転出によって)、街の明かりも消えていっているわけです。
1度出て行くことは“悪”ではない
ただ、私自身は1度静岡を出て行くことは悪いことではないと思っています。やはり、静岡の魅力は外から見ることで理解が深まったり、郷土愛が高まったりすると思うので、一度離れてみるというのも大いにありだと思います。
また戻ってこなかったとしても、静岡に携わる仕事をしたり、休日は静岡に帰ってきたり、もしくは静岡にお金が循環するような活動をしてみたりと、静岡に住まなくてもできることだってたくさんあります。
ちょうど今日(2025年12月8日)、静岡市長の難波さんがこんな会見を開いていました。静岡市には魅力的な仕事がないから雇用をつくる、そのために企業誘致を行っていくという趣旨の内容なのですが、それも1つの方法だと思っています。
私たちができるのは実践者であること
何が静岡市にとって良いのか?について私自身も結論はありませんが、今実践していることは、
静岡市出身の起業家として日々楽しく働いていること
静岡市の観光産業に寄与すべく実業を行い雇用を増やしていること
静岡市の観光客を増やし、移住に繋げて行くこと
です。
まだまだ道なかばではありますが、これからも一貫していきたいのは批評者ではなく実践者であり続けるということです。
批評することは簡単です。誰でもできます。しかし実践者はリスクが伴います。時間もお金もプライベートも、いろんなものを犠牲にしながら向かい合っています。簡単には引き下がれません。だからこそ、推進力が生まれ、諦めない気合と根性が育まれます。それに共鳴した仲間もできます。
これからも実践者としてがんばっていきます!もうすぐ民泊も2棟目OPEN。みなさま、応援のほど、よろしくお願いします。
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HONE / 桜井貴斗





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