わかりやすくまちづくりを伝えるには?【チラシで表現・作成】
- 桜井 貴斗
- 2月4日
- 読了時間: 8分
更新日:3月30日

「まちづくり」のチラシ作成で、編集ツールの選び方や伝わりやすいデザインに悩んでいませんか?本記事では初心者でも簡単に使える編集ツールや効果的なデザインのポイントを解説し、地域貢献や新たなつながりを築くためのヒントをお届けします!
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目次
Canva
Adobe Express
VistaCreate(旧Crello)
Figma
地域の個性を表現するデザイン
インタラクティブな要素
ストーリー性のある構成
地域の課題やニーズを理解する
誰もが参加しやすい仕組みを作る
SNSやデジタルツールを活用
編集ツールの選び方・紹介
まちづくりのチラシを作成する際、適切な編集ツールを選ぶことは非常に重要です。初心者でも扱いやすく、効果的なデザインを実現できるツールをいくつか紹介します。
Canva
Canvaは、初心者からプロフェッショナルまで使えるオンラインツールです。直感的な操作で、豊富なテンプレートや素材を活用し、まちづくりのチラシ作成もスムーズに行えます。
コラボレーション機能により、地域メンバーと共同作業が可能で、PDFやPNG形式などで出力が可能になります。視覚的に魅力的なチラシを手軽に作れるCanvaは、地域活動の発信に最適なツールです。
Adobe Express
Adobe Expressは、プロ品質のデザインを簡単に作成できるオンラインツールです。ドラッグ&ドロップで直感的に操作でき、豊富なテンプレートや写真編集機能を活用することで、まちづくりのチラシを魅力的に仕上げられます。特に、鮮やかな画像やデザイン要素を使った地域イベントの紹介は、多くの人々の関心を引く効果的な手段です。
SNSへの直接投稿機能や共同作業機能を備え、作成したチラシを迅速に共有でき、多様な視点を反映したデザインで、まちづくりのメッセージを効果的に届ける便利なツールです。
VistaCreate(旧Crello)
VistaCreateは、初心者に優しいデザインツールで、ドラッグ&ドロップ操作で魅力的なチラシを簡単に作成可能になります。テンプレートやカスタマイズ機能が豊富で、地域の特色を反映したデザインが実現できるでしょう。クラウドベースで共同作業ができ、アニメーション機能も活用可能、まちづくりの活動を効果的に伝えるのに最適なツールです。
Figma
Figmaはクラウドベースのデザインツールで、リアルタイムの共同作業が可能です。豊富なテンプレートやカスタマイズ機能を活用し、初心者でも簡単にデザインを作成できます。特に、ボタンやリンクなどのインタラクティブな要素を簡単に追加できる機能があり、視覚的に魅力的なチラシやポスターの作成が可能になります。プラグインや他ツールとの連携もスムーズで、まちづくりのチラシ作成に最適です。
まちづくりに効果的なデザイン

まちづくりのチラシを作成する際には、効果的なデザインを取り入れることが成功の鍵です。ここでは、まちづくりのチラシをより魅力的で効果的にするために重要な3つのポイントをご紹介いたします。
地域の個性を表現するデザイン
まちづくりのチラシを作成する際は、地域の個性をしっかり表現することが重要です。伝統工芸や祭り、自然景観をビジュアルに取り入れることで、地域の特性を効果的に伝えられます。また、色彩やフォントに伝統的な色合いや特産品をイメージさせる要素を使うことで、視覚的な魅力を高められます。地域のストーリーや住民の声をキャッチコピーやデザインに組み込むことで、感情に訴える深みのあるチラシを作成できるでしょう。
インタラクティブな要素
まちづくりのチラシにインタラクティブな要素(チラシを見た人が能動的な行動に移せる要素)を加えることで、地域住民の関心を引き、参加を促します。
では、どのようなアクションを起こせば良いのか?
初めてチラシなどを作成される方は悩まれるポイントだと思いますので、いくつか例を挙げます。
例:QRコードでウェブサイトやアンケートフォームへアクセスする手段
チラシに設けると、意見収集や情報提供がスムーズに行えます。
例:GoogleマップやGoogleカレンダーなどのツールへのアドレスを掲載
閲覧者のスマホで場所を確認したり、カレンダーに予定を組み込んだりできます。
例:SNSのハッシュタグやアカウントを記載
住民同士の交流を促進し、地域のつながりを強化できます。
これらのインタラクティブな要素で、チラシを双方向のコミュニケーションツールに進化させましょう。
ストーリー性のある構成
まちづくりのチラシにストーリー性を持たせることで、読者の関心を引き、感情に訴える効果が生まれます。冒頭で地域の魅力や課題を紹介し、共感できる背景を示しましょう。
具体的な事例や成功ストーリーを描き、まちづくりが地域に与える良い影響を伝えます。「あなたもこのまちづくりに参加しませんか?」などと行動を促すメッセージを添えることで読者を巻き込み、情報提供と感情的なつながりを両立したチラシを目指しましょう。
ちなみに、私が支援した岩手県普代村の「TOFokU(とうふぉく)食堂」さんの案件では、久しぶりに私自らチラシデザインをしました。
店舗の入り口には、暖簾(のれん)が飾られており、その暖簾のデザインをチラシの中でもイラストとして表現し、お店の雰囲気やこだわりを伝える工夫をしています。
テンプレートを活用したものですが、伝えたいこととユーザーニーズを踏まえて作れば十分機能するチラシが出来上がります。

まちづくりでの新たなつながりを築くには?

まちづくりで新たなつながりを築くには、地域の課題やニーズの理解が重要です。住民との対話で問題や希望を把握し、参加しやすいイベントやオンラインオプションを提供しましょう。また、SNSやデジタルツールを活用し、情報発信と交流を促進すれば、より多くの住民が参加します。
地域の課題やニーズを理解する
地域住民の声を直接聞くことが、リアルなニーズを把握するための第一歩です。住民との対話を通じて、彼らが抱える問題や希望を明確にすることで、より効果的な施策を立案できます。
人口動態や経済状況、環境問題などのデータを収集・分析すれば、地域が直面している具体的な課題が明白になります。地域の特性を知り、住民が誇りに思えるようなまちづくりを目指して、地域のアイデンティティを尊重しましょう。地域の課題やニーズを深く理解することで、より持続可能で効果的なまちづくりが実現できるはずです。
誰もが参加しやすい仕組みを作る
なるべく多くの人がまちづくりへ参加しやすくするために、町の人々の多様性を想像し、情報発信の仕方が重要です。届けたい人の属性によって、アクセスしやすい媒体は異なります。
アクセスしやすい媒体とはどんなものがあるのだろうか?
1.SNSや地域のウェブサイトを活用
チラシやポスターだけでなく、SNSや地域のウェブサイトを活用し広く周知することで多くの人々に情報を届けられます。
2.定期的なイベントや活動
定期的なイベントや活動を通じて、異なる興味やライフスタイルを持つ人々を集め、リーダーや進行役を配置して交流を促進します。
参加者の意見を反映させる仕組みを作ることで、地域の課題解決に向けた取り組みが効果的になります。誰もが参加しやすい環境を整えることで、地域のつながりを深め、持続可能なまちづくりを実現できます。
SNSやデジタルツールを活用
まちづくりの活動を広めるには、SNSやデジタルツールの活用が効果的です。FacebookやInstagram等でイベント告知や活動の様子を共有すれば、多くの人にリーチしやすくなります。また、アンケートや意見収集をオンラインで行うことで、地域のニーズを反映した活動が可能になり、ターゲットに合った魅力的な画像や動画を用いれば、情報発信の効果がさらに高まります。
まとめ
「まちづくり」をテーマにしたチラシは、地域の魅力を伝え、新たなつながりを築く重要な手段です。CanvaやAdobe Expressなどのツールを使えば、初心者でも簡単にデザインできます。地域の個性を表現し、インタラクティブな要素やストーリー性を取り入れることで、チラシは情報提供以上の効果を発揮します。また、SNSやデジタルツールを活用して情報発信や住民との交流を深め、誰もが参加しやすい仕組みを作ることで、持続可能なまちづくりを目指しましょう。
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