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民泊開業をクラウドファンディングで実現!成功のポイントを解説

  • 執筆者の写真: 桜井 貴斗
    桜井 貴斗
  • 3月29日
  • 読了時間: 6分

更新日:3月30日

民泊開業をクラファンで実現!成功のポイントを解説

私がAstlocal社として静岡市用宗に開業した民泊施設「ミクソロジーハウスふじや」は、地域の力とクラウドファンディングによって開業できたと言っても過言ではありません。

ありがたいことに、このプロジェクトはただの宿泊施設開業にとどまらず、地域活性やコミュニティ形成、そしてマーケティング成功例として、多方面から注目を集める結果となりました。


「自分も民泊を立ち上げたいけど、資金が足りない」「クラファンに興味はあるけど、どう始めたらいいかわからない」


 そんな方に向けて、今回はこのプロジェクトの成功例をもとに、クラファンを活用した民泊開業の具体的なステップをご紹介します。


 


株式会社HONEでは過去のセミナー資料、お役立ち資料、会社紹介資料がダウンロードできます。


セミナー資料
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いきなり資金集めではなく「仲間集め」から始めよう


ボランティアの様子

クラファン・クラウドファンディングと聞くと「支援金集め」ばかりに意識が向きがちですが、お金よりも集めるべきは「共感」と「仲間」です。


静岡のプロジェクトでは、古民家の改修を地域の人たちと一緒に行う左官体験イベントを複数回開催しました。ほこりまみれになりながらも笑顔で作業をする地域の人々。そこには「他人のプロジェクトを手伝っている」という感覚ではなく、「自分たちの町を、自分たちの手で変えていく」という空気が漂っていました。


このように、まずはリアルな接点を作ることで、支援者ではなく“仲間”をつくること。それが、のちの支援や宿泊予約へと自然につながっていきます。


ポイント

  • ボランティアイベントで「一緒につくる」体験を提供

  • 関わってくれた人が、そのまま支援者・宿泊者になる流れを作る



積極的なSNS発信で“共感”を届ける


ボランティア様子

InstagramやX(旧Twitter)などのSNSは、プロジェクトの進捗や裏側を届けやすいツールです。リノベーション後の写真だけではなく、泥だらけで作業する様子や、地元の人たちと笑い合う場面など、一緒に育てている雰囲気が伝わる投稿によって共感を呼び、徐々にファンになっていきます。


また、ビラ配りなどのアナログな手法も効果的です。近所の人にも「なにかやってるな」と気にしてもらうことが大切です。


ポイント

  • SNSは「完成品」より「プロセス」を発信

  • 地域密着ならアナログ広報(チラシ)も有効



クラファンは“初動3日”が重要!


CAMPFIREなどのクラファンでは、最初の3日間で支援が集まると、カテゴリランキングの上位に表示され、多くの人の目に触れるようになります。


そのためには、スタート前からお気に入りを200件以上集めておくなど、準備が大事です。実際の事例では、クラファン初日から多くの支援が入り、勢いを作ることができました。


ポイント

  • 事前に身近な人に「お気に入り登録」の声をかけておく

  • 初日に拡散の投稿してもらえるようにスケジュール調整


参照元別PV数
参照元別PV数

リターン設計で「関わり方の幅」を広げる

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解説したセミナーはこちら

オケージョンの仮説を立てるプロセスを公開します -クラウドファンディング編-  アーカイブ動画


民泊のクラファンでは、「宿泊券」をリターンに設定することが多いですが、それだけでは不十分です。

支援者の中には「遠くて泊まりに行けないけど応援したい!」という人もたくさんいます。

そこで、私たちはこのようなリターンを用意しました。


  • 民泊内に支援者の名前入りボードを設置(スポンサーボード)

  • 地元の食材セットを贈る

  • 完成後の宿泊体験イベントに招待

  • 記念Tシャツや、支援者限定の進捗報告書


このように、「時間」「場所」「金額」などのさまざまな条件の人が応援しやすい仕組みを作ることが、支援拡大のカギです。



メディア露出で「信頼感」を高める


メディア

信頼感を高めるにはメディアの力も欠かせません。このプロジェクトでは、NHKや地方新聞社など、合計6メディアに取り上げていただきました。メディア掲載は、支援者だけでなく地域住民・行政・観光客にも大きなインパクトを与えます。


掲載されるためには、プレスリリースを送るだけではなく、記者に届く切り口や話題性の設計、事前の関係作り(リレーション構築)がポイントとなります。



クラファンは「一緒につくる」のはじまり


クラファンは、あなたの想いやプロジェクトに共感してくれる仲間と出会うプロセスです。


 あなたの想いに共感してくれる人たちとつながり、プロジェクトの成長を一緒に楽しんでくれる仲間”が増えること。これこそが最大の成果です。


「本当に支援が集まるのか不安」

 「発信は苦手」


そんな不安があっても大丈夫です。

 地道に一歩ずつ、地域の人との対話を大切にし、自分の想いを伝え続けましょう。



みなさんのクラウドファンディング挑戦を応援します!


民泊開業には、多くの準備や苦労があります。地域との関係性、情報発信、リターン設計など、ひとつひとつを丁寧に積み上げれば、クラファンは強力な“仲間集め”のきっかけになります。このプロセスが、クラファン実施後の事業の持続可能性にもつながるのです。もし「自分も民泊を始めたいけど、資金面や進め方に不安がある」という方は、まずは気軽にご相談ください。


プロジェクト設計からSNS発信のコツ、クラファンページのライティング、リターン設計まで、一緒に並走しながらサポートいたします。


▼ミクソロジーハウスふじやの活動履歴、支援内容はこちらをご参考ください!

ミクソロジーハウスふじやの活動履歴、支援内容はこちらをご参考ください!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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【記事を書いた人】


プロフィール

株式会社HONE

代表取締役 桜井貴斗


札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。


※本記事は一部AIを活用して執筆しています。




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