現地で「公開壁打ち」はじめます。|地方マーケティングの株式会社HONE
- 桜井 貴斗

- 11月1日
- 読了時間: 10分
更新日:11月9日

株式会社HONEの桜井と申します。当社では「地方マーケティング」に特化したサービスの提供を行っています。
このたび、より多くの皆さまの課題に応えるべく、現地で「公開壁打ち」サービスをスタートさせていただきました。この機会にぜひご活用いただけたらと思います。
そもそも現地で「公開壁打ち」とはなにか
公開壁打ちと聞いてもパッとイメージできないかもしれません。それもそのはず、公開壁打ちとは弊社がオーダーメイドで行なっているオリジナルのサービスだからです。
言葉の通り、壁打ちを公開するわけですが、大まかなガイドラインは以下の通りとなります。

「公開壁打ち」概要
公開壁打ちは以下のような概要を考えています。

主体者
主催は「事業者(ブランド)」or「コワーキングスペースなどのコミュニティ」or「自治体」が対象
形式
壁打ちをイベント形式にし、オーディンエンス(社内・社外)の前で壁打ちを実演
座組
お題(テーマ)を設定し、相談者と対話相手(HONE)、場合によってはファシリテーターが間に入って実施
費用
ご負担は【旅費交通費実費+3万円(税別)】
イベントを有料実施する場合はご負担額なく運用することも可能です
例:有料イベント3,000円/1人×50名=15万円の中から弊社報酬をお支払いいただく
備考
実施前の事前mtg、必要に応じて前日訪問し工場見学や職場見学などを行えたらと考えています
上記以外でお取決めすべき事項は別途お打ち合わせをしながら進めていきたいと思っています。
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実例(岡山市・コワーキングスペースひとやね様/株式会社丸五様)
株式会社植田板金店様が運営するコワーキングスペースひとやね様にて、株式会社丸五様を相談者にした「地下足袋をマーケティングせよ」を行いました。

倉敷の老舗メーカー × 地方実践マーケター。 リアル課題を公開で解き明かす! 岡山を代表する倉敷の老舗メーカー「株式会社丸五」のご協力のもと、リアルな課題を題材に公開壁打ち!地方マーケティングの第一人者、株式会社HONE代表・桜井貴斗氏が再び岡山へ!! 机上の空論ではなく、現場で本当に役立つマーケティングのプロセスを余すところなく共有。商品をどう売るか、ファンをどう増やすか、新しい市場をどう切り拓くか。「丸五」という実在する企業の課題をもとに、桜井さんがその思考を一気通貫で解き明かしていきます。参加者もSlidoを通じて議論に参戦!ただ聞くだけではなく、自分自身の疑問や視点を投げ込み、その場で解き明かされていく。まさに「公開壁打ち」の臨場感を一緒に味わえる、ひとやね発の特別イベントです!!丸五の新製品の試し履きも!!


▼コワーキングスペースひとやね様のnoteレポート
▼弊社レポート:【セミナーレポート】地下足袋をマーケティングせよ!公開壁打ちライブ in 岡山
なぜ「壁打ち」を始めたのか
現在、HONEは地方に骨のあるマーケティングを実装すべく、現場に赴いています。一方で、以下のようなことにお悩みの声も聞いています。
売上・集客に対して漠然とした悩みはあるが、なにから始めていいかわからない
新規事業・新商品開発を検討したいが、まだ具体化しておらず、何を依頼していいかわからない
悩みや課題を整理するところから一緒にはじめたい
などです。
また現地に行かずともリモートでも対応している「5万伴走」というプランもあります。
▼「5万伴走」はじめます。|地方マーケティングの株式会社HONE
特に事業承継者(アトツギ)の皆さんにおいては「信用のおけるパートナーを見つけたい」という悩みが多いため、弊社がお役に立てないかなと思った次第です。
Uターン事業承継者は「相談できる人が少ない」
2025年8月に【独自調査】事業承継者(アトツギ) 実態調査を行い、Uターンで家業に戻られた方の悩みや課題を調査したところ、「新規事業やブランド再設計」への関心があったり、「相談できる人がいると事業が前に進む」という意見が多くみられました。


▼詳しくはこちらから:【独自調査】事業承継者(アトツギ) 実態調査結果【アトツギ400人の実態─成長のカギは「相談できる先」の量だった(2025年8月)】
なぜHONEは事業承継者(アトツギ)を応援するのか?
しかし、なぜHONEは事業承継者(アトツギ)を応援するのか?
地方では、都市部への人口流出による少子高齢化・人口減少に伴う承継者不足が顕著であり、「企業の存続そのもの」が危ぶまれています。その結果、地域経済の弱体化や雇用困難に繋がっています。
一方で、承継を決意した後継者自身が「なぜ事業を継ぐのか?」「承継の過程で何に悩み、何を不安に思うのか?」といった実態は、十分に明らかになってきませんでした。
株式会社HONEは、地方で骨のあるマーケティングを実装する立場から、この「後継者の声」を可視化することが不可欠だと考えました。これからも承継者本人の意思決定の背景を理解し、直面する課題を把握し、地域企業の持続的な発展に貢献していきたいと思っています。
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どんな壁打ちができるのか
例えば、以下のようなお悩みの方にバリューを発揮できると考えています。
①まず、何から始めていいかわからない
マーケティングの悩みは多岐にわたります。「売上を上げたい」「集客を増やしたい」「ブランドコンセプトを見直したい」「市場分析市場分析を実施したい」「SNSを始めたい」など、多くの打ち手はありますが、何から始めていいかわからない…。第1歩としてご活用ください。課題の言語化・整理からご一緒にお手伝いします。
②新商品/製品・新サービスの壁打ちがしたい
新しい商品/製品やサービスを作りたいが「何から検討していけばいいのか?作ったとして、果たして売れるのか?消費者にとって有益なものになっているのか?」も重要な視点です。市場に受け入れられそうか、競合優位性はあるか、自社の強みは行かせているのか、など、マーケティング・ブランディングの両視点から壁打ち相手になります。
③地域づくり/まちづくりの相談がしたい
地方・地域は「1社、単体のブランド」だけでなく、地域コミュニティ全体で同じ方向を向きながらインパクトを残していかなければなりません。また社会性だけでなく、経済性も同時に担保していく必要があります。民間だけでなく自治体や第3セクターなど、官民が連携して1つの目的に向かっていくためにどんなスキームで進めていけばいいか?についても実績と共にアドバイスいたします。
壁打ちする人:プロフィール
原則、株式会社HONE 代表取締役である桜井が伴走相手となります(打ち合わせ日によって弊社スタッフが同席・または担当することがございます)。

Takato Sakurai / 桜井 貴斗
株式会社HONE 代表取締役/マーケター
Astlocal株式会社 代表取締役/マーケター
札幌生まれ、静岡育ち。大学卒業後、大手求人メディア会社で営業をしたのち、同社で新規事業の立ち上げ等に携わる。「売り手都合の営業スタイル」に疑問を感じていた矢先に、グロービス経営大学院にてマーケティングに出会い衝撃を受ける。その後、新たな新規事業の立ち上げを経て、2021年に独立。現在はクライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営などを手掛けている。

Risako Kamemoto / 亀元 梨沙子
株式会社HONE 九州局長
1989年佐賀県生まれ、福岡県在住。
大学卒業後、アパレルSPA企業に入社し、店舗マネジメント・人事・EC運営を経験。本社と現場の両方で、組織づくりや売上改善に携わる。その後、HR事業会社に転職し、マーケティング・プロモーション領域のマネージャーとして、BtoB・BtoC双方を担当。
2025年7月よりHONEに参画し、マーケターとして活動している。
主なメディア出演




地方マーケティング:主な実績
弊社の主な実績は以下よりご確認ください。
▼主な実績はこちら
不可能を可能にする「ものづくり駆け込み寺」株式会社マイステック様のWebサイトリニューアル(茨城県日立市)

株式会社マイステック様は、茨城県日立市で85年以上もの間、ものづくりに携わってきた会社です。創業以来、「お客様の困りごとを解決する」という一心で、多品種小ロット生産に挑戦し続けてきました。マイステック様のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)、バリュープロポジション、コンセプトの見直し、策定領域に携わらせていただきました。
【大分県の11人の島】「深島をなくさない」ための伴走マーケティング支援(大分県佐伯市)

人口11人の小さな島「深島(ふかしま)」は大分県の一番南、佐伯市蒲江から船でおよそ30分の場所にあります。コンビニはもちろん、病院や商店、自動販売機はないけれど、とても豊かで充実した暮らしをしています。
近年は、約70匹の猫が暮らす“猫島”としても知られ、今でこそ、夏の観光シーズンには月に最大三千人の観光客が訪れる島になった。現在も引き続き、マーケティングを軸にした伴走支援中です。
カフェ・としょ・サウナでつながる「みんなの居場所 石畳茶屋 縁-en-」(静岡県島田市)

静岡県島田市金谷町にある「石畳茶屋 縁-en-」のコンセプトは「みんなの居場所」。 地元に住んでいる子ども・ 学生からビジネスマン・主婦・お年寄りにとって 毎日立ち寄りたくなるような場所になるようにつくりました。地域のらしさ(文化)と経済(集客)を両立できるようなブランド・マーケティング戦略を構築しました。
ブロッコリーをもっと手軽においしく。レンチンできる『ブロッコる?』(静岡県牧之原市)

ブロッコリーは栄養価が高く、食べたほうがいいのはわかっているけど、“包丁を使うのが面倒” “味が飽きてしまう” といった一般消費者の皆さんの声に応えた新商品を開発しました。さらに日々忙しい皆さんが少しでもラクになるよう、便利さも追求。 袋のままレンジで3分、洗わずにそのまま食卓へ出すことができます。栄養・利便性に加え、思わず手に取りたくなるオリジナルパッケージ。 毎日の食事に「心の彩り」が加わる一品です。
ご利用の流れと注意事項
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HONEのサービスについて
当社では、地方企業さまを中心に、マーケティング・ブランド戦略の伴走支援を行なっています。事業成長(ブランドづくり)と組織課題(ブランド成長をドライブするための土台づくり)の双方からお手伝いをしています。

大切にしている価値観は「現場に足を運ぶこと」です。土地の空気にふれ、人の声に耳を傾けることから始めるのが、私たちのやり方です。
学びや知恵は、ためらわずに分かち合います。自分の中だけで完結させず、誰かの力になるなら、惜しまず届けたいと思っています。
誰か一人の勝ちではなく、関わるすべての人にとって少しでも良い方向に向くべく、尽力します。地域の未来にとって、本当に意味のある選択をともに考え、かたちにしていきます。
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その他、気軽にマーケティングの相談をしたい方のための「5万伴走プラン」もスタートしました。詳細はバナー先の記事をお読みください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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【記事を書いた人】

株式会社HONE
代表取締役 桜井貴斗
札幌生まれ、静岡育ち。 大学卒業後、大手求人メディア会社で営業ののち、同社の新規事業の立ち上げに携わる。 2021年独立。 クライアントのマーケティングやブランディングの支援、マーケターのためのコミュニティ運営に従事。












