「地域に必要なのはコンサルじゃなく、一緒に汗をかく仲間」【ローカルプレイヤーズ第4期募集中】
- 11 分前
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起業だけが地域への関わり方じゃない。
地域活動に挑む人を支える「番頭人材」を育てる実践型スクール、ローカルプレイヤーズが4期生を募集中です。
地域おこし協力隊やまちづくり会社の社外研修としても活用できる、リアルな現場課題と向き合う5ヶ月間のプログラムを紹介します。
本記事では、先日開催された説明会の内容を抜粋してお伝えします。
動画もぜひご覧ください。
【ローカルプレイヤーズ発起人】

きら星株式会社 代表取締役
伊藤綾さん
ローカルプレイヤーズ発起人
東京で10年間のキャリアを経て新潟へ移住。移住支援会社を創業し7年。現在は新潟県内6拠点で移住コンシェルジュ事業を展開中。

株式会社HONE 代表取締役
桜井貴斗さん
ローカルプレイヤーズ発起人
静岡出身、起業して4期目。20地域以上の企業を支援。

目次
なぜ地方に、「番頭」というキャリアなのか
「1人じゃない」と思える場所から、地域は変わっていく
ローカルプレイヤーズについて
なぜ地方に、「番頭」なのか

ローカルプレイヤーズが生まれたのは、コロナ禍でリモートワークや副業・兼業が広がり始めた頃でした。「地域に関わりたいけど何ができるかわからない」という若者や、ある程度のキャリアを積んだ社会人が増えるなかで、伊藤さんから桜井さんへの声かけが発端です。
「こういう人たちが実践できる場所が必要だよね」そこからスクールの構想が始まりました。
noteも合わせてお読みください🙌
お2人が強く意識したのは、「起業が唯一のゴールではない」ということです。
地域には熱意あるスタープレイヤーがいます。
しかし彼らの多くが1人社長で、右腕・左腕となって能動的に動いてくれる人材を必要としています。
また、伊藤さんも桜井さんも、それぞれ経営者であるものの「地域」という単位の活動においては、番頭(2番手・3番手)としての役割を担って活動されています。
支える力・巻き込む力・やる切ることが必要とされているのです。
「番頭」とは、江戸時代の商家における最高業務支配人のことで、現代で言えばCOOに近い存在です。
「番を張る」という言葉が語源とも言われ、現場に入り込んで状況を読み、自ら役割を見出して動き続ける人材を指します。この役割は単なるアドバイザーとは違います。
援護射撃ではなく、自分が最前線に立ってチームを引っ張る存在が必要で、その力を培うのがローカルプレイヤーズです。
発起人が直面する、地域のリアルな課題
移住コンシェルジュ不足

伊藤綾さんが経営されている、きら星株式会社は、現在は新潟県内6拠点まで成長しました。
各拠点に移住コンシェルジュが在住し、その町の暮らしの良さを自ら体験しながら移住希望者に寄り添っています。
仕事の紹介、住まいの手配、補助金情報の提供、地域コミュニティへのつなぐことが、コーディネーターとしての役割です。
基本的に在住しないと、その町の暮らしの良さは発信できない。
だから各拠点に人が必要で、今まさに人が足りていないという課題でした。
さらに伊藤さんは、空き家を居住可能な物件に変えるプロジェクトや人材紹介なども手がけており、横展開の速度に人材の供給が追いついていないのが現状です。
「人がいればもっと広げられる」という言葉に、現場のリアルが詰まっています。
お茶産業の衰退と縦割りの壁
静岡でマーケティング支援を行う桜井さんが力を入れているのが、お茶プロジェクトです。静岡のお茶農家は年々減り続けており、農家の高齢化が進み、「子どもには継がせられない。自分の代で畳む」という声も少なくありません。
根本には「稼げない」という構造的な問題があります。
「やりがいはある。でも稼げないから続けられない」。
この課題は一次産業に限らず、地域全体に共通するものです。そして課題が複合的であるがゆえに、解決のためには観光・移住・農業・まちづくりをまたいで動ける人材が必要になります。しかし現実には、行政も民間も縦割りで動いており、横断的に課題を解決できる人材が圧倒的に不足しています。

この「縦割りの壁を越えて動ける人材」こそが、ローカルプレイヤーズが育てようとしている「番頭」です。
必要なのは「現場に入って動く力」「しなやかに越境する力」と「最後まで責任を持ってやり切る力」だと、2人は口をそろえました。
つながりを広げるだけで現場にコミットしない人、逆に言われたことはやり切るが自分の守備範囲から一歩も出ない人、どちらも地域では機能しません。
ローカルプレイヤーズで何が学べるか

スクールのカリキュラムは大きく「実践(ワークサンプル)」と「座学」の2本柱で構成されています。
多くの地域系スクールが仮想プロジェクトを採用するなか、ローカルプレイヤーズが扱うのはリアルな現地の課題です。
チームで動くことを通じて、受講生は自分の強みや特性を否応なく意識させられます。
「なんとなくうまくまとめよう」と腹を探り合いながら進んでいくと、予定調和な着地に終わりがちです。
本当に地域のためになるのか、お客さんが本当に望んでいるものなのか、
そこへの問いを投げられるかどうかが、地域プロジェクトの質を決めます。
3期の受講生の間では、チームで本音をぶつけ合い、1度ぶつかってからこそ信頼が深まったという事例も生まれました。
喧嘩することで結束力が強まり、人間同士の信頼感がまとまる。そんな「ドラマ」が、リアルの地域課題に向き合うからこそ起きるのです。
また4期では新たな試みとして、1〜3期の卒業生との縦横斜めの交流を積極的に設ける予定です。
地域の「実務家しかいない」コミュニティの強みを活かし、先輩から生きた知恵を直接受け取れる環境を整えています。
AIが台頭する時代に残るもの
昨今、AI活用やDX推進というキーワードが地域にも広がっています。
しかし桜井さんは「AIはキャリアの一時的な食い口にはなっても、本当に地域に根ざして事業をやる力にはならない」と語りました。
効率化できるのは情報処理や作業の自動化です。
しかし地域の文脈を理解し、人と人との信頼を積み上げ、最後まで責任を持って動ききる力は、AIには代替できません。むしろ「関係構築とコミットメントに集中し、やり切る」という役割が明確になった今こそ、番頭的に動ける人材の価値は高まっています。
ローカルで活躍できる人材というのは、AIの時代の中でも最終的に生き残れる人になると思っています。というお二人の言葉が印象的でした。
こんな方に特におすすめです
地域おこし協力隊・卒業生の方 仲間集めや課題設定に悩んでいる縦割りを越えて動く実践の場として、また全国の同志と繋がれるコミュニティとして活用できます。
まちづくり会社・地域企業の社員の方 社外研修としてご活用いただけます。他地域のリアルな課題に携わることで、自社や自地域に持ち帰れる視点と、組織を越えた仲間が得られます。
都市部の会社員・フリーランスの方 自分でゼロイチのアイデアがなくても大丈夫です。「1→10」「10→100」のフェーズを支える、実行力がある方ほど活躍できるフィールドです。
地域進出を検討中の企業・担当者の方 本格展開前のアイドリングとして、現場感覚と人脈を得てから動くための5ヶ月として活用できます。 「仲間の作り方がわからない」「アドバイスもらえる先輩がほしい」と感じている方もぴったりです。自己理解を深め、信頼を積み上げながら人をつながる力が磨けます。
「1人じゃない」と思える場所から、地域は変わっていく

地域を変えるのに、派手なアイデアは必要ありません。
起業して旗を立てることも、必ずしも求められていません。誰かの隣に立ち、一緒に汗をかき、最後までやり切る。その地道な積み重ねこそが、地域をじわじわと動かしていきます。
地域での仕事は、役職や肩書きよりも「この人となら動ける」という信頼の上に成り立っています。
ローカルプレイヤーズが大切にしているのは「実践すること」です。
ワークサンプルでリアルな課題に向き合い、実際にコトを動かすからこそ、教室では絶対に見えてこない自分の強みや弱みに気づけます。
動かなければ見えないものがあります
そしてその動きのなかでこそ、本当に信頼できる仲間が生まれます。
気になる方は、ぜひ1度面談にきてください。
ローカルプレイヤーズについて
あなたがまだ知らない、地域での“持ち味の活かし方”
「地域で何かしたいけど、何ができるかわからない」
ローカルプレイヤーズは、そんな人のための“実験場”です。
地域づくりに関心を持つ人が、現場に入り、試し、学び、地域に持ち帰って活躍できることを目的としています。HONE代表の桜井さんが伊藤綾さんと共に発起人です。
HONEのサービスについて
当社では、地方企業さまを中心に、マーケティング・ブランド戦略の伴走支援を行なっています。事業成長(ブランドづくり)と組織課題(ブランド成長をドライブするための土台づくり)の双方からお手伝いをしています。
地方に関する知識とマーケティングの知識を使いデータ(事実)に基づき、戦略設計から実行まで行うことが特徴です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【記事を書いた人】

株式会社HONE
マーケター 亀元梨沙子









